代表    

 神山 渉

 メール   

 落研宛

  chubugakuin-otiken@hotmail.co.jp

 部長個人宛

  s1052113@st.chubu-gu.ac.jp

 

 部長のダイエット日記  

 『メタボリック症候群』という言葉も世間にすっかり定着しました。わが落語研究会部長も入学当初はその一人。(何と、174cmで、体重78.8kg、体脂肪率25.1%)ポッコリお腹を反省し、この1年間で約6kgのダイエットに成功し、現在72.1kg、体脂肪率20.0%になりました。

 しかし、まだまだ、お腹のたるみはプヨプヨそのもの。「今年は、もっとやせて、健康になるぞ!」と意気込んで、ホームページで今年からダイエット日記が始まります。目標体重は6kg減の66kg以下!期限は9月まで!

さてさて、どうなることやら・・・。

 
 
 

 最新記録 

7月8日 体重65.8kg(-0.5) 体脂肪率15.8%(-0.5)

「僕がダイエットを通していいたかった事」

 長かったような、短かったような、3ヶ月ちょっと。見事に6kgのダイエット成功です。1ヶ月1kgのペースで体重を落とすつもりの計画でしたが、だいたい2kgのペースで落ちていったので目標よりも早い時期での達成になりました。1ヶ月にマイナス2kgのペースなら体への負担も少ないですし、大満足の結果といえます。

 このダイエット期間の3ヶ月を振り返ると、つらいこともたくさんありました。空腹をまぎらわせようと、飲食店の載ったクーポン誌を繰り返し2時間めくり続けた事もありましたし、自宅でのスキヤキのとき、「最近、鶏のむね肉にはまっているから」とウソをつき、ひとり牛肉を我慢したこともありました。そんな小さな積み重ねが実を結び、目標を達成できたことを、とても嬉しく思います。

 さて、前回もいったとおり、ダイエットの目標が達成できた週には「僕がダイエットを通していいたかった事」というテーマで書こうと決めていました。予告どおり、最後はこのテーマについてお話してこの日記を締めくくろうと思います。

 この「ダイエット日記」は自分自身のダイエット実践をとおして学んだこと、気付いたこと、工夫したことをみなさんに公表してみなさんのダイエットの参考にしていただくことを目的として書いてきました。でも、僕が本当に伝えたかったことは「人が目標を達成するためにはどうすればよいのか」ということを、ダイエットを素材としてみなさんに伝えられればと思っていたのです。今回の日記では、我慢の仕方(第3回)、1日を点でなく線でとらえる(第4回)、サービスの利用(第6回)、ネットの使い方(第7回)などを書いてきましたが、このことはダイエットに限らずいろいろな目標達成へのヒントになると思っています。食欲という生き物にとって最も根源的な欲求を理性でコントロールするためには無数の英知が存在します。期間が予定より短くなったため、書ききれない事もいくつかありますが、今回の達成がみなさんのダイエット、ひいては別の人生の目標を達成するための参考になれば、これほど嬉しいことはありません。

 最後になりましたが、このダイエットが成功したのも、応援して下さったたくさんのファンの皆様のおかげだと思っています。この「ダイエット日記」があったから、自分を律し、予定より早く達成することができました。心から感謝するとともに、皆様の成功を祈っています。

中部学院大学 落語研究会代表

中部学院大学社会福祉学科亭 渉太

 

 

 過去記録 

6月24日 体重66.3kg(-2.0) 体脂肪率16.3%(-0.6)

「個人のネットでの情報発信の使い方」

 痩せた、痩せた、痩せました。危なく(?)目標を達成するところでした。今までとそれほど変わらない生活を送ってきたつもりの2週間でしたが不思議なものです。気がついたらゴールは目の前です。

 先がはっきりとみえてきた今回は、ブログやホームページ、ツイッターなどのネットでの情報発信とダイエットの関係について書こうと思います。

 僕は古くさいタイプの人間で、このようなネットでの情報発信に対し、どちらかというと否定的に捉えていました。ブログなどでも、他の人が誰々とあそこへ行っただの、これを食べただの嬉々として写真つきで報告してますが、そんなことを報告されても基本的には「よかったやん」以外の感想は見当たりませんし、ツイッターでわざわざ文字にしてつぶやくよりも、実際につぶやく方が手間が省けると考えていました。

 僕は他の人に何かを伝えるときには完成させたものを届けたいと思うのです。もちろん力が足らず結果として未熟なものになることはあると思いますが、その時点での最高のものを作って読んでもらいたいのです。ブログなどは書き手も適当に書いていて、読み手も書き手が適当に書いているのを了承し、その分適当に読んでいます。だったら最初から書かなきゃいいし、読まなきゃいいと思うのです。

 そんな私が、ネットでの情報発信を見直したのにはあるきっかけがあります。世間的にも、今マラソンがブームですが、私の友人達の中でも、毎日5キロ以上走り、自己タイムを少しでも縮めたいと願う4,5人のグループがいます。彼らに食事のときに何気なく「仕事で疲れて走りたくないときもあるだろうに、なんでそんなに頑張れるの?」と聞いたら、「ツイッターで仲間が、今日は何キロ走ったなどとつぶやいているのを見ると、みんなも頑張ってるんだ。負けたくないし、オレも頑張ろうって思うんだ」という答えが返ってきました。そのときに、「なるほど。ツイッターにそんな使い方があるのか」と感心したのです。

 彼らは、ツイッターを通し、お互いを励まし、ライバル意識を高め、努力のモチベーションとしていたのです。いちいち、「今日何キロ走ってタイムがどうだった」と、自分以外の3、4人の仲間に報告の電話をするのもおかしな話なので、ツイッターはまさにピッタリなツールなのでしょう。

 今回、僕が『ダイエット日記』を落研ホームページ上で連載することにしたのは、このときの体験がきっかけです。この連載での僕の奮闘を呼んで、私もやるぞっと見てくれている方々が思ってくれて、なおかつ、このコーナーを見て応援してくれている何千、何万もの読者を裏切るわけにはいかないと、僕のモチベーションも上がる。そんな、お互いにとってプラスな関係をこのコーナーを通して作れないかと思ったのです。今のところ順調すぎる程のこのダイエットも、応援してくれているたくさんの読者の方々のおかげだと思っています。この『ダイエット日記』を書いていなければ、こんなにも自分を律することはできなかったでしょう。責任感が人を強くすることを、今とても実感しています。みなさんのおかげです。ありがとうございます。

 さて、次回の計測は、いよいよ目標達成の可能性があります。目標達成したときの最後のテーマは「僕がダイエットを通して言いたかった事」に前から決めていました。次回このテーマで書けるのか?それとも他のテーマになってしまうのか?いよいよこのコーナーもクライマックスです。みなさん、次回、刮目して見よ!!

 

6月10日 体重68.3kg(-0.1) 体脂肪率16.8%(-0.6)

「こんな商品 利用してます」

 最近2週間が早い。歳のせいでしょうか(笑)。

 あらためまして、こんにちは。部長の中部学院大学社会福祉学科亭 渉太です。今回の測定にあたっては、前回より減っているか不安だったのですが、なんとか微減しました。前回のように、大きく体重が落ちたあとは、なかなか減らないんですよね。次の測定のときには、もう少し減らしたいです。

 今回は食事に関して、こんなものも取り入れているという話です。僕の地域には「ショクブン」という食材を配達する企業があります。一般的には、その日に調理する分だけの肉や野菜を自宅に宅配し、その家の人間がそれを調理するという利用の仕方が多いのですが、調理済みの料理を弁当のように一食分の小分けして冷凍して配達する「健御膳」というメニューがあり、食べる直前にレンジで温めるだけという手軽なこのメニューを、僕は週に3食分だけ利用しています。

 この「健御膳」のすごいところは、メインも含め4品のバランスの良いおかずが入っているのですが、総カロリーが250kcal以下に抑えられているというところです。しかもメニューは「ハンバーグ」や「青椒肉絲」「さばの塩焼き」など多種多様で、中には「ナイルパーチのラタトゥイユソース」という、いったい何なのか分からないものがメインな事もあります。

  健御膳の例。この日は肉じゃがメインでした。

 食事のカロリーを減らすこと自体は、それほど難しいことではありませんが、それにくわえ栄養バランスのよい食事にしようとすると、なかなか作るのに骨がおれます。これなら、冷凍のため日持ちがするので、昼食とのバランスで他のものが食べたければ保存して後日食べることもできますし、とても手軽です。

 自分の生活に合わせ健康的なダイエットをするために、こういった商品を利用するのもひとつの手ではないでしょうか。

 

5月27日 体重68.4kg(-1.4) 体脂肪率17.4%(-1.3)

「ダイエットは男性のもの!?」

 みなさん、こんにちは。早いもので、もう前回の計測から2週間がたちました。最近スッキリしない天気が多いなァと思っていたら、本日東海地方に梅雨入りの発表がありました。1951年の統計開始以来、3位タイの早さだそうです。早く梅雨入りしたのなら、その分早く梅雨が明け、ギラギラした夏になってほしいと夏好きの僕は思ってしまいます。

 天気の話題はこれくらいにして、今回の計測の方に話題を移しますが、今回はとても体重が落ちました。前回の2週間と変わらないペースで取り組んだつもりでしたが、前回は0.2kg減で、今回は1.4kg減。体重の落ちかたには波があるとよくいわれますが、こういうことなのかと実感しました。何にしても自分が思っていた以上に今のところ順調に進んでいて、とても嬉しいです。

 さて、今回のテーマは「ダイエットによる体の美しさ」について書こうと思います。そもそも私がこのダイエットを始めた目的は、落研メンバーに書いてもらった序文でも少し触れていますが、@万病のもとといわれる過剰脂肪をなくし健康になる、A特にお腹まわりの脂肪をなくして見た目をスッキリさせたい、という2点です。@に関していうと、私は免疫機能が一般の人よりも弱いという私的事情がありまして、TVで過剰脂肪の免疫機能に与える悪影響を知ったときに、せめて少しでも免疫機能が高まる身体状態にしておきたいと思いました。そしてもうひとつの目的がAの目的。つまり「見た目の美しさ」です。このことに関して、男女の違いという観点から詳しく書こうと思います。

 一般的に女性の場合、ダイエットをする目的はこの「見た目が美しくなるため」ということが多いようです。いつの世も、女性は美しい自分でいたいと思うのでしょうが、そのことで少し私は気になることがあるのです。それは、痩せる必要のない女性までがダイエットをしているケースが目立つことです。私からみると、ちょうどよい女性らしい体つきに思えるかたが、もっと痩せたいと話すのをよく聞き「よせばいいのに・・・」といつも思います。これは私に限ったことではなく、もちろん人によって好みはあるものの男性はどちらかというとふっくらした女性の方が好みである場合が多く、女性が思っている程は、女性に痩せた姿を求めていないものです。そしてこの傾向は、データにも表れています。先週「肥満のサイエンス」というテーマの専門家による講演を聞く機会がありました。その中で、15才〜19才の女性を対象にした調査で、肥満者(BMI≧25)の割合は6.1%しかいないにもかかわらず、自分のことを「太っている」と評価する人の割合は50.7%もあったのです。つまり、およそ45%もの人が、ちょうどよい体型であるにも関わらず、自分は太っていると思い込んでいるのです。古今東西の芸術作品をみて下さい。美とは何かを考え抜かずにいられない性分の芸術家たちが描く女性像は、絵画、彫刻に限らず、そのほとんどがふくよかな女性ばかりです。女性らしい丸みのある体型を、女性自身もう少し評価し愛してあげるべきだと、私は思うのです。

 一方男性はどうでしょう。ミケランジェロのダビデ像に代表されるように男性をモチーフにした作品は、無駄な脂肪のない筋肉隆々の作品こそ美しいとされています。男性の美をテーマにした作品で、ポテッとした体をした男性が描かれているのを私は一度も見たことがありません。脂肪は男性にとって「美」ではありえないのです。そういうことを考えますと、現在、ダイエット人口は女性の方が多いようですが、むしろ男性にこそ頑張る必要があるのではないかと思います。私も憧れますねぇ、ダビデ像。

 

※今回の文中で出た『BMI』について、少し解説しておきます。

 『BMI』とは「肥満指数」のこと。

 求め方は下の式になります。

  BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

 例えば現在の僕を例にすると

  64.8÷1.74÷1.74=22.5(BMI)

 これをBMIの判定の表に当てはめます。

B M I 判 定
18.5未満 や せ
18.5以上 25未満 標 準
25以上   30未満 肥満(1度)
30以上   35未満 肥満(2度)
35以上   40未満 肥満(3度)
40以上 肥満(4度)

簡単にできますので、みなさんも一度やってみてはどうでしょう。

 

5月15日 体重70.0kg(-0.2) 体脂肪率19.1%(-0.4)

「ベストな計測のペースとは?」

 全国の「部長のダイエット日記」ファンのみなさま。お待たせしました。第3回目の計測です。結果は前回に比べ微減でした。とりあえず増えてはいないので、よしとしようと思います。

 さて、今回は計測のペースについてお話したいと思います。時々、この日記を見てくださっている周りのかたにこんなことを言われます。それは、「体重計に乗るのが2週間に1回では少なすぎませんか?」とか、「毎日計ったほうが、より正確に現状を把握できるのでは?」といったものです。しかし、私は2週間に1度の計測で十分だと考えます。なぜなら、毎日の計測は、目先の体重の変化に一喜一憂することにつながり、ダイエットにとってかえってマイナスになることが多いからです。

 ダイエットをしているからといって、人は毎日順調に体重が落ちていくわけではありません。細かな増減をくり返しながら、ゆるやかに体重は落ちていくものですし、また体への負担を考えるならば、そうあるべきです。私の場合、6ヶ月で6kgの減量が目標ですので、1日あたりを考えると、「33g/日 減」が目安です。普通に考え、毎日33gずつ落ちていくわけがなく、毎日の計測は、「昨日より太った」「次の日は痩せた」という不毛な一喜一憂におちいる可能性が高く、その精神的負担からダイエット自体に嫌気がさしてしまうことがとても多いのです。

 体重の増減の平均値が表れるのには最低でも2週間は必要です。日々堂々と努力して、2週間に1回喜びましょう。

 

 

 

4月29日 体重70.0kg(-0.9) 体脂肪率19.1%(-0.1)

「ダイエットにおける貯金と借金」

 前回から2週間後の金曜日。2回目の測定です。結果はご覧のとおり、なんとか順調にいっているようでホッとしています。

 今回は、測定のちょうど前日に学生同士の飲み会が予定されており、その食事会にダイエット上、どう向き合うかがポイントになっていました。そこでここでは、その向き合いかたをとおし『ダイエットにおける貯金と借金』という考え方について書こうと思います。

 日常の中でダイエットされているかたからよく聞く言葉があります。「今日食べすぎたから、明日から食事を控えないと・・・」という言葉です。僕はこの言葉はダイエット失敗の黄信号だと思っています。なぜならダイエットのコツとして、食べ過ぎた日をフォローするために、後日食事を制限するよりも、多く食べる日のために前もって食事制限をしておくことが大事だと考えるからです。

 今回の僕のことを例にとって説明します。僕はお酒が大好きですし、せっかくの飲み会にあまりダイエットのことを気にしたくないと考えました。そこで飲み会にあわせ3日前から、1日の食事カロリーを2割ほど減らしました。一週間単位での総カロリーを意識して食事をとっている僕にとって、ようは、飲み会に向けてダイエット上の「貯金」を作ったわけです。2割減らすと言うとたいしたことないようですが、もともと減量用に設定された食事量からさらに減らすというのは正直いって結構つらいものがありました。ですが、「飲み会で好きなように食べたり飲んだりして楽しむためだ」と考えれば我慢できました。そして、そこにこそ大事なポイントがあるのです。前述した食べ過ぎた分を後日調整するという、ダイエット上の「借金」を返す行為は、その先に「楽しみ」というご褒美がないため、モチベーション上、食欲の抑制がしにくく、結局借金がそのまま残る例が非常に多いのです。体重を落として綺麗になるという長期的な意味でのご褒美はもちろんあるのですが、もともと食事制限をしているメニューをさらに減らすという過酷な数日を耐えるためには、ごく近い未来に頑張る根拠がなければ、食への欲望はなかなか絶ち切れるものではないと思います。

 「食欲の我慢」という一見単純な自己抑制にも、自分自身との駆け引きがあり、コツがあります。みなさん「借金」を憂鬱な気持ちで返すよりも、前向きな気持ちで「貯金」をして、気持ちよく食事を楽しんではいかがでしょうか。

 

4月15日 体重70.9kg(-1.2) 体脂肪率19.2%(-0.8)

「ダイエットの基本は、カロリーの管理と運動」

 初測定です。体重-1.2kg、体脂肪率-0.8%。まずまずのスタートじゃないでしょうか。僕がダイエットで一番気をつけていることは総摂取カロリー。次に適度な運動です。1年に1回は「〜ダイエット」と何かしらのブームになりますが、僕は特別なことをする必要はないと考えています。この半年で、基本中の基本さえ守ればダイエットはそれほど難しくないということを、証明できたらいいなと思っています。

 

4月1日 体重72.1kg 体脂肪率20.0%

 「待望のダイエット日 記始まります」

 みなさん、長らくお待たせいたしました。ついにはじまります『部長のダイエット日記』。入学から今日までの一年間で6kgの減量に成功し、まわりの多くのかたから、その秘密を教えて欲しいとの声を多数いただきました。今回は、その秘密を公開しながらみなさんと一緒に6ヶ月を駆け抜けていこうと思います。去年と同じ体重を半分の期間で落とすのは過酷な自分との闘いになるでしょう。みなさん、応援よろしくお願いします!

 

 

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